ある、小学生のお子さんの訪問に9月から入るようになりました。
自宅から学校の送迎バスの集合地点までの移動支援です。
朝の準備から「嫌、嫌」の連呼でおばあちゃんが困り果てている状態で支援に入りました。
知的と発達の重複であり、どのようにすれば指示が入るのかを試行錯誤しながらの支援でしたが、明確な答えがみつからないまま2か月が過ぎた時、
その日はいつもと変わらず「嫌、嫌」でしたが、家を出てからバス停に向かうまでの足取りが違いました。
いつもよりスムーズに進むのです。
駅の裏のバス停まで行かなければいけないのですが、いつもは途中で止まってしまい、バスに拾ってもらうのですが、その日は、小声で「バス亭まで行く?」とつぶやいています。
今日は行けるかな?と思った途端途中で止まってしまいました。しかし私もその日は「この子は集合場所まで行く気だ」という確信がありました。
でしたので無理に急かさず、本人の行動に任せてみる事にしました。
すると、しばらく立ち止まってからまた歩きだしました。
そうして無事集合場所まで行くことができました。
先生曰く、小学校6年間でほぼ初めて自分の足で集合場所まで来たそうです。
私がヘルパーとして何かをしたわけでもないのですが、本人なりに少しづつ指示を理解しながら自分がやらないといけない事を実践した姿を見た時、とても感動しました。
ヘルパーの楽しさは実際の生活の中で変化していく利用者さんに立ち会える事だと思います。
ゆめいえではヘルパー募集中です。是非、一緒にこの感動を共有しましょう!!
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